世界中に一大ムーブメントを巻き起こしているK-POP。
そんなK-POP好きの人の間で超有名人なのが、ZICO(ジコ)です!
実は日本のアーティストとも親交があり、日本に縁がある人物でもあります。
今回はそんなZICOについてご紹介していきます!
ZICO(ジコ)とはどんな人?
K-POP好きの間では、知らない人はいないと言われているZICO。
アイドルグループ「Block B」の一員としてデビューし、現在は歌手兼プロデューサーとして活躍するZICOですが、韓国の音楽業界に多大な影響力を持つ人物とも言われています。
それではそんなZICOとはどのような人なのでしょうか?
ZICO(ジコ)の基礎プロフィール
名前:ZICO(ジコ)
本名:ウ・ジホ
生年月日:1992年9月14日
年齢:32歳
出身地:韓国ソウル市特別区麻浦区
身長:182cm
血液型:O型
学歴:慶煕大学校大学院ポストモダン音楽科
担当:ラップ、作詞、作曲、プロデューサー
趣味:ベアブリックや動物のフィギュア集め
特技:速読
現在32歳のZICO。
ZICOの兄は2012年から活動していた人気グループSPEEDの元メンバーで、現在はソロラッパーとして活躍中のウ・テウンです。
厳しいと評判の韓国の芸能界で、兄弟揃って有名人というのもすごいですね!
ZICOがラッパーとしてスキルを磨いていたのは、少なからず兄の影響があったのかも知れません。
ZICO(ジコ)の性格は?
ZICOは自身の性格を「完璧主義者」と表現しています。
他の人が大丈夫だと思っても、そこに満足することが出来ないのだとか。
またZICOは「他人に厳しい一面がある」と言われていますが、常に努力を怠らず高みを目指す性格だからこそ、他人にも厳しくなってしまうのかも知れません。
ちなみに毎日1時間は必ず読書の時間を過ごす、真面目な性格の持ち主でもあります。
日本の作家も好きで、村上春樹や江國香織の本を読んでいると明かしていました。
アーティストとして単純にカッコイイだけではないのが、ZICOの魅力の一つだと言えますね!
ZICO(ジコ)のタトゥーが気になる!
ZICOの写真を見ていると、最初に目に入ってくるのが彼のタトゥーではないでしょうか?
韓国はタトゥーの考え方について日本と異なる部分もあるため、日本よりもタトゥーをファッション感覚として取り入れている人が多いのも事実です。
とは言え、ZICOは大小様々なタトゥーが数多く入っているので結構気になるますよね。
ちなみにZICOはむやみやたらにタトゥーを入れている訳ではなく、その一つ一つに意味を込めて彫っていると言われているんです。
例えば左鎖骨の下あたりにはZICOの母親の若い頃のポートレイト(肖像画)が描かれていたり、ローマカトリック教徒であるZICOの信仰心を表現したものが入っていたりと、彼の信念の強さも感じます。
タトゥーの数が少しずつ増えていると言われるZICOですが、今後どんなタトゥーを彫っていくのかも気になるところです。
ZICO(ジコ)は日本とも縁がある!
小学生の頃から中国やカナダに留学経験があるため、国際経験も豊富なZICO。
実はご両親の仕事の都合で中学生の頃(※一説では中学3年生から高校2年生頃)日本で暮らし、日本の学校に通って美術を学んでいました。
またZICOが音楽を始めるきっかけになったのは美術の勉強に飽きてしまい、「日本で日本のHIPHOPを聞いたから」なんです!
ただし日本語に関しては、住んでいた場所がコリアンタウンで有名な東京の新大久保であったため、日本語を話す機会も少なくそこまで上達しなかったのだとか。
ZICOは後のインタビューで「カナダと中国より、日本に留学していたことに意味がありよかった」と語っていたので、素敵な想い出がたくさん出来たことも伝わってきます。
ちなみに「ZICO」と名付けたのも日本の友人であると言われています。
日本と縁があるというのも、とても嬉しいことですね!
実はすごい!ZICO(ジコ)の経歴
「天才アーティスト」と呼ばれ、韓国では圧倒的な地位を築いているZICO。
ZICOがここまで評価されているのは、彼のこれまでの経歴が凄いからであると言えます!
早速ZICOの経歴をまとめてみました。
ZICO(ジコ)はデビュー前にラッパーとして活動していた!
ZICOは小学生の頃に、韓国の4大芸能事務所の一つ「SMエンターテインメント」からスカウトされて練習生をしていた経験があります。
その後日本へ移住するため練習生は辞めることとなり、ZICOが本格的に音楽を始めたのは日本から帰国後のことでした。
ZICOはラッパーとして実力が高く世界的にも彼の才能は認められていますが、実はZICOが最初の音楽活動の場として選んだのは、アンダーグラウンドのラッパーの世界。
過去の経験を活かしてすぐにアイドルの練習生のオーディションを受けるかと思いきや、アンダーグラウンドのラッパーというのは意外な気もしますが、芯の強いZICOらしい選択とも言えますよね!
ちなみに2009年には後に同じグループ「Block B」のメンバーとしてデビューするパクキョンと共にデジタル音源をリリースする等、デビュー前から積極的に個人での音楽活動を行っていました。
ZICO(ジコ)は「Block B」のリーダーとしてデビュー
ZICOはラッパーとしての活動していた頃、「Block B」が所属する事務所「SevenSeasons」から練習生にならないかとスカウトされます。
しかし、元々アンダーグラウンドのラッパーやプロデューサーになることを目標としていたZICOはかなり悩みます。
ただし後にプロデューサーになることを考えると、アイドルとしての活動は必ず役に立つだろうと思い練習生の道へ進むことを決意。
2011年に「Block B」のリーダー兼メインラッパーとしてデビューしました。
「Block B」はこれまでのK-POPアイドルとは異なり、ヤンチャでワイルドなヒップホップスタイルが特徴のグループです。
またZICOは「Block B」のメンバーの中で年少組でしたが、楽曲の作詞・作曲からプロデュース、メンバーの歌割りや指導まで行い、Block Bには必要不可欠な存在です。
ちなみにZICOの作った楽曲はK-POPアイドルという枠を超えて話題となり、彼の音楽は海外でも高い評価を受けています!
なお現在もZICOは「Block B」のメンバーではありますが、2018年11月にBlock Bの所属事務所との専属契約を終了し、個人事務所KOZエンターテインメントを設立しました。
現在はHYBE LABELSに所属しながら、自分のやりたい音楽にフォーカスを当てた活動を行っています。
ZICO(ジコ)は有名アーティストのプロデューサーとしても大人気!
多い時には一月に30以上のプロデュースを依頼されることもあるZICO。
そんなZICOはこれまで、韓国女性No.1シンガーのIU、韓国R&B界を牽引する「CRUSH」、HIPHOP界のリーダー「Zion T」、遅咲き韓国人ラッパーとして話題の「YUMMDA」等、数々のアーティストと一緒に活動してきました。
ジャンルを問わず新人からベテランまで、ZICOの音楽的センスは多くの人に認められていることが分かります。
一方ZICOはプロデューサーとしてはもちろんですが、彼自身も現在ソロアーティストとして大活躍しています!
特に2020年1月にリリースした「Any song」はダンスも話題となり、韓国のみならず日本の音楽チャートやTikTokでも人気となりました。
また最近では、ZICOがプロデュースしているケーブルチャンネルMnet「ストリートマンファイター」で放送されたミッション曲「セッピング Prod.ZICO Feat.ホミドゥル」も、韓国国内で話題になっています。
ZICOはアイドルグループ出身ではありますが、本来自分自身がやりたかった目標を見失うことなく活動してきたことが、今の活躍にも繋がっているのでしょうね!
ZICO(ジコ)は日本のアーティストとも共演経験あり!
ZICOが日本に馴染みがあることは既にご紹介しましたが、実は日本のアーティストとも共演しているんです!
例えば、2022年8月21日に開催された「SUMMER SONIC2022」に出演した際には、SKY-HIを始めBMSG所属アーティストであるBE:FIRST、Novel Core、Aile The Shotaがゲストとして出演し話題となりました。
またBTSの弟分として、HYBE LABELS JAPANから初めてデビューすることが決まっている「&TEAM」。
2022年9月3日に開催された彼らのデビューメンバーを決めるファイナルラウンドでは、ZICOがスペシャルプロデューサーとして来日しました。
詳しいことは発表されていませんが、ひょっとするとこれからデビューする「&TEAM」の楽曲の中に、ZICOがプロデュースするものがあるのかも知れませんね。
韓国では歌手兼プロデューサーとして圧倒的な人気を誇るZICOですが、今後は日本のアーティストとコラボすることも期待してしまいます!
BE:FIRST(ビーファースト)と共演したZICO(ジコ)ってどんな人?まとめ
大人気のBE:FIRSTを始め、日本のアーティストとも共演経験のある韓国の人気歌手兼プロデューサーのZICOについてご紹介してきました。
ZICOはもともとアンダーグランドでラッパーとして活動していたものの、スカウトされたことで練習生となり、アイドルグループ「Block B」のリーダー兼メインラッパーとして2011年にデビューしました。
「Block B」では、作詞・作曲のほかプロデュースや歌割り、メンバーの指導等、Block Bを表からも裏からも支えることで、まさに必要不可欠な存在として活動してきました。
その後「Block B」のメンバーとして脱退はしていないものの事務所から独立。
現在は個人事務所を設立し、グループ活動よりも個人としてやりたい音楽を追求しています。
またZICO自身も歌手として活動していますがプロデューサーとしても彼の能力は高く評価されていて、新人からベテランまで数々のアーティストをプロデュースしています!
ZICOは日本に留学経験があったり、日本のアーティストとも共演経験があるので、ひょっとすると今後は日本のアーティストをプロデュースした楽曲をリリースするかも知れません。
これからアーティストとしてもプロデューサーとしても、ZICOの活躍からますます目が離せませんね!