今最も注目度の高いガールズグループXG。
XGはメンバーの話題性もさることながら、プロデューサーを始めXGを支える人達も凄い経歴の持ち主なんです!
今回はそんなXGのプロデューサーであるサイモン氏や振付師について、ご紹介していきます。
XGプロデューサー・サイモン氏とは?
日本のみならず韓国の音楽トレンドでも話題のXG。
XGは日本のレコード会社「avex」と韓国の芸能プロダクション「XGALAX」との共同プロジェクト「X-Galaxy」により誕生した、超実力派ガールズグループです。
XGが注目されている理由として、メンバー7人全員が日本人でありながら日本人離れした圧巻のパフォーマンス・オーラ・ビジュアル等が挙げられます。
そんなXGの統括プロデューサーが、今回ご紹介するサイモン(SIMON)氏です。
世界でも話題になっているXGを手がけるサイモン氏とは、一体どのような人物なのでしょうか。
早速プロフィールから見ていきましょう!
XGプロデューサー・サイモン氏の基礎プロフィール
SIMON(Jakops)
日本名:酒井シモン
韓国名:パク・ジュンホ
生年月日:1986年5月29日
年齢:38歳
血液型:A型
出身大学:洗足学園音楽大学
出身:アメリカ・シアトル
国籍:日本
職業:歌手、音楽プロデューサー、経営者
韓国人の父親と日本人の母親を持つ、日韓ハーフのサイモン氏。
アメリカシアトルで生まれ幼少期に韓国に渡り、韓国で育ちました。
国籍を持つ日本語に加えて英語・韓国語の3カ国語が堪能で、サイモン氏自身がとてもグローバルな人なんです!
XGはグローバルガールズグループと位置づけられているため、プロデューサーであるサイモン氏はまさしく適任と言えますね。
XGプロデューサー・サイモン氏の経歴
サイモン氏は音楽プロデューサーとして仕事をする以前に、自身も歌手として活動をした経験があります。
実はサイモン氏がXGのプロデューサーとして迎えられたのは、avexとも深い関係があるんです。
XGプロデューサー・サイモン氏は元avexの練習生
サイモン氏は、2006年にavexが主催したオーディションでファイナリストに残り、avexの練習生として活動をスタートします。
実際どのくらいの期間をサイモン氏が練習生として過ごしていたのかは定かではありませんが、年齢から考えると洗足学園音楽大学時代に練習生をしていたことが分かります。
ちなみにサイモン氏はavex練習生時代に様々な日本のアーティストと知り合い、L’arc~en~cielのhydeさんや山下智久さん、赤西仁さんらと交友関係があるのだとか。
サイモン氏は人懐っこい性格と言われているので、とても人望があるのでしょうね!
またサイモン氏がこの頃からavexと繋がりがあったというのは、とても興味深い経歴です。
XGプロデューサー・サイモン氏はDMTNのメンバー
サイモン氏は2012年5月に韓国で大人気のアイドルグループ「DMTN」に加入し、主にラップとリードダンサーを担当していました。
ちなみに「DMTN」に加入した際、サイモン氏は次のように語っています。
韓国での音楽活動が生涯の夢だった。
父を通じて韓国文化を学び、韓国が僕のルーツだということを忘れずにいる。
引用元:Dalmatian、新メンバーSIMONを電撃公開“日本国籍のハーフ” – Kstyle
サイモン氏の父親の母国である韓国に対する、強い思いを感じますよね。
サイモン氏はラップ・ボーカル・ダンスと全ての実力がとても高かったので、「DMTN」メンバーの中でもファンからの人気が高いメンバーだったんです!
さて、サイモン氏の所属グループである「DMTN」は、もともと「Dalmetian」という男性ポップアイドルグループとして活動していました。
「Dalmetian」は、2010年にK-POP界屈指のヒットメーカー・MCモンのプロデュースによりデビューしました。
しかしMCモンの不祥事が発覚し、「Dalmetian」はデビュー直後にプロデューサーを失うことに。
それに伴い、当時所属していた事務所も経営不振に陥ります。
その後メンバーの脱退や活動休止を経て新事務所(2works)へ移籍後、「DMTN」として再始動することとなりました。
サイモン氏は脱退したメンバーの入れ替わりで「DMTN」に加入しますが、その後もグループに試練が訪れます。
「DMTN」として着実に人気を得ていた最中の2013年、メンバーの一人が大麻草吸引およびあっせん容疑で調査を受け、グループとしての活動を休止せざるを得なくなってしまうのです。
結局2020年に10周年記念シングル「Never Forget」がリリースされたものの、2013年以降グループとしての活動は行われないまま現在に至っています。
サイモン氏にとっては、念願の韓国での音楽活動であっただけにとても残念ですね。
音楽プロデューサーとしての高い評価
2013年に「DMTN」が活動休止となって以降、メンバーはそれぞれソロ活動を行うこととなりました。
同時に、サイモン氏は2014年から音楽プロデューサー・Jakopsとしての道を歩むこととなります。
サイモン氏にはavexでの練習生としての経験から、「新しいアーティストを自ら作りたい」という夢があったのです。
これまでサイモン氏はAilee、Junggigo、Junhyoseongらのプロデューサーとして作詞作曲を手がけ、高い評価を受けてきました。
ちなみに世界中で大人気のガールズグループTWICEの「TT」、「Like OOH-AHH」、「CHEER UP」といった楽曲の日本語歌詞翻案を行ったのもサイモン氏なんです!
サイモン氏はK-POPアーティストの日本活動のディレクションを務め、大きな役割を果たしているんですね。
その後2018年からはavex所属のプロデューサーとなり、XGの所属レーベル・XGALAXのエグゼクティブプロデューサーとして活動しています。
会社経営者としての顔
サイモン氏は2021年に韓国に「Jakops」という法人を設立しました。
サイモン氏のアーティスト活動名でもあり社名でもあるJakopsは、日本(Ja)と韓国(Ko)が由来になっています。
Jakopsはアジアからグローバルに展開する高品質のコンテンツ配信を行うことや、韓国と日本の文化の架け橋になるための役割を担うことを目的とした会社です。
またサイモン氏は「Jakops」について、次のように語っていました。
「K-POPやJ-POPだけでなく、漫画やゲーム、映画など様々なコンテンツや音楽と果敢な融合を通じて、X-POPという新しい文化コンテンツを広めていく。」
XGの音楽は、世界に向けたまさにサイモン氏が思い描くものであることが分かりますね!
ちなみにサイモン氏のSNSでは、XGをグローバルグループにすべく多国籍のスタッフがX-Galaxyを支えていることが分かります。
XGプロデューサー・サイモン氏の今後の展望は?
日本や韓国、アジアという枠を超えて、グローバルな視点で音楽や文化を考えているサイモン氏。
デビューしたばかりのXGに、今後どの様な仕掛けを用意しているのか気になるところです。
XG(エックスジー)をグローバルグループへ
ご紹介した通り、サイモン氏がプロデュースするXGは当初からグローバルガールズグループとしてプロモーションが行われています。
楽曲は全て英語で曲調もJ-POPやK-POPとも異なっている上に、さらにハイクオリティなパフォーマンスは、これまでのアイドルの概念を大きく覆しています。
これまでデビュー直後の新人グループは、音楽番組に出演することでプロモーションを行うことが多いとされてきました。
しかしサイモン氏はXGについて「音楽番組よりもYouTubeに力を入れていく」と明言していることからも、YouTubeやSNSを通して全世界に情報を発信し続けています!
特にXGは初めてのプロモーションをYouTubeでスタートし、メンバーの練習生期間の歩みが分かる動画やダンス動画等を頻繁にアップしています。
YouTubeは世界中にスピーディーに情報が伝わるので、XGのプロモーションは大成功を収めていると言えます。
その証拠にXGのデビュー曲「Tippy Toes」は、MV公開後約3週間で再生回数1000万回を超え、世界中から賞賛のコメントで溢れています。
Kep1er・ヒカル(江崎ひかる)も合流予定
現在韓国で活動中のガールズグループ「Kep1er」のヒカル(江崎ひかる)は、実はavexの練習生であり、「X-Galaxy」のメンバーの一人だったことが分かっています。
Kep1erは2024年までの期間限定グループであるため、Kep1er終了後のヒカルの活動について気になっている人も多いですよね。
ちなみにサイモン氏はあるインタビューで、「Kep1er解散後、江崎ひかるさんが再びXGに戻るか?」と質問された際、「Kep1erが解散したらグループに戻ってくる。ヒカルが帰ってきたら話し合う予定」と答えています。
まだ少し先のことではありますが、実力も人気も兼ね備えたヒカルがXGメンバーの一員になれば、XGの今後はさらに面白い展開が期待できそうです!
XG(エックスジー)は振付師もすごい!
XGを生み出したサイモン氏はすごい経歴の持ち主ですが、実はXGの振付師も話題の人物なんです。
先ずXGのデビュー曲「Tippy Toes」の振付は、アメリカで大人気の振付師・SiennaLalauが作り、韓国の有名ダンサー・ヒョジンチョイが振付監督として参加しています。
SiennaLalauはBTSの「ON」や「Dionysus」の振付を担当した、現在19歳の新鋭コレオグラファーでK-POP界で引っ張りだこの人物です。
またヒョジンチョイは、韓国のケーブルテレビ放送局Mnetで放送されたダンスバトル番組「STREET WOMAN FIGHTER」に出演している、韓国では超有名なダンサーなんです。
SiennaLalauは、XGの2ndシングル「MASCARA」でも振付を行ったことから、今後もXGの振付を担当することが増えていきそうですね!
このように一流の人物がXGのスタッフとして名を連ねているのは、プロデューサーであるサイモン氏の広い人脈のお陰と言えるのかも知れません。
まとめ
今話題のXGのプロデューサー・サイモン氏や振付師についてご紹介してきました。
サイモン氏は日韓ハーフの日本国籍で、幼少期からアメリカ・韓国で育ってきたため、英語・韓国語・日本語の3ヶ国語を操るトリリンガルです。
またサイモン氏自身も、元々はK-POPアイドルグループ「DMTN」に所属するアーティストとしての活動した経歴を持っています。
しかし紆余曲折の末に音楽プロデューサーの道を歩むこととなり、現在はXGのエグゼクティブプロデューサーを務め、結果的には高い評価を受けています。
ちなみにXGは完璧なパフォーマンスも話題ですが、そんなXGの振付は大人気コレオグラファーのSiennaLalauが担当しており、彼女達のパフォーマンスをバックアップしています。
現在XGは韓国を拠点に活動していますが、K-POP界に精通し日本語で意思疎通が出来るサイモン氏の存在はとても心強いと言えますよね。
XGがグローバルグループへ成長していくためには、サイモン氏はまさにキーパーソンでもあります。
サイモン氏のプロデューサーとしての今後の手腕が、とても楽しみですね!